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ヨーロッパにおける経済共同体の歴史は古く、遡るとベネルクス三国(ベルギー・オランダ・ルクセンブルク)によって1948年に発足したベネルクス関税同盟に始まります。
その後、ベネルクス三国にフランス・イタリア・西ドイツを加えたEEC(欧州経済共同体)、さらにいくつかの共同体を統合したEC(欧州共同体)と変遷し、1993年のEU(欧州連合)の発足後、2007年現在、27カ国の加盟を数えるヨーロッパにおける最大の経済共同体となりました。
1999年に正式にスタートした『EURO(ユーロ)』は、このEU域内における、労働力・物資・資本が制限無く自由に行き来する事が出来る『経済通貨統合』の一環として導入された単一通貨で、2008年1月1日現在、EUに加盟する27カ国のうちの15カ国が公式に採用しています。
ユーロはヨーロッパの主だった国が通貨として採用していることとともに、EU全体の規模が人口、GDP、輸出入においてもアメリカ合衆国をしのぐことから、域外の多くの国の外貨準備対象に組み込まれたり、決済通貨に採用されるなど、次第に大きな影響力、役割を持つようになってきています。
なお、EUに加盟しつつもユーロを採用せず、自国通貨を使用する主な国にイギリス、スウェーデン、現在移行の途上にある国にデンマーク、スロバキアなどがあり、逆にEUには加盟していないものの協定を締結してユーロを使用する国(モナコ、サンマリノ、バチカン)や、協定を締結していないものの事実上ユーロを使用する国や地域(アンドラ、モンテネグロ、コソボ)などもあります。
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