異端と進化の分かれ道/ FX損益2/3結果+842円

 

舌禍老人としてすっかりお茶の間の人気者となった森喜朗会長。
今日も今日とて絶好調のようで、ブログのネタには事欠きません。
その舌の万分の一も、脳みそを動かすことにエネルギーを使っていただけたら天下泰平だと愚考致しますが。

 

まぁ、笑って見ていられるのもこんな主張が通るわけないとタカをくくってるからこそです。
万一ゴリ押しで実現された日には笑顔が急速冷凍されてワクチンの保冷剤になりそうです。

 

末端のホテルなどはその凍った側の人達でしょう。
昨年夏に五輪で使用するはずだった宿泊施設について、組織委員会からホテル協会を通じて全てキャンセルされたそうです。
それもビタ一文キャンセル料を払わないで。

 

そりゃあ二階総理の所有するGoTo四次元ポケットを通じて協会側に何百億何千億の税金が流れ込んだかもしれませんよ?
だけどその表沙汰にできないカネが末端にまで配布されたかどうかについては全く別問題である訳で。
もしお溢れにあずかれてないんだったら完全に大赤字だけを押し付けられた格好です。
一見同じ穴の狢と見られがちな町の宿泊業者も、我々と同じ被害者なのかもしれません。

 

ちょっと考えさせられたのは、聖火リレーに関するオモシロ発言です。

「人気のあるタレントはあまり人が集まらないところを走ったらいいじゃないか。田んぼ(の沿道)で走ったらいいんじゃないか」

 

アンタ田んぼのあぜ道走ったことあるのか、すごいデコボコだぞ?とか
そんなうまいこと都市部にまで延々田んぼが続いてるとでも?とか
走者だけ守っても沿線に一般人が集まったらなんの意味もないだろうとか
もうツッコミ所満載で正気の沙汰とも思えない意見です。

 

早速ボケ・ツッコミの本職お笑いタレントであるロンドンブーツ田村淳氏に
『そこまでして強引に五輪をやって、誰が幸せになるんだ』
と、きついツッコミを受けているのには一連の芸みたいなのを感じて笑いました。
愛知県犬山市観光特使の当人としても犬山をPRできない聖火ランナーの仕事に意義を見いだせなかったようです。

 

で、私が考えたのはそういう常識的な話ではありません。
「そんなルール誰が決めたんだ?」という所です。

 

たしかに聖火リレーのルールに、人通りの多い沿道を走って地元をPRしつつ国民に歓迎されて走らねばならない なんて条文はありません。
ぶっちゃけていえば必ず聖火リレーをやらなくちゃならないというルールすらありません。
元々はナチスがベルリン五輪で政治宣伝のために始めたところに端緒があり、これを平和のためと意味を変え続けていただけです。
言ってしまえばただの慣例です。

 

もちろん聖火リレー単体としてみれば、意義のある慣例でしょう。
イチ老害のために捻じ曲げるほど軽いものでもありません。
しかし、これを少し周りに適用してみたらどうでしょう?

 

意味も合理性もないのに、ただそういうモノだからと続いてる「縛り」はありませんか?
もっといい手はあるのに、無駄に遠回りして時間と労力を浪費させている悪習はありませんか?
新しい発想が世に出るのを妨げている迷信はありませんか?

 

そりゃあ新しいものが人を不幸にするようなら考えなくてはなりませんが、既得権益に忖度する余り何も進化しないのも考えものです。
コロンブスの航路も天動説も最初は異端でしたが、受け入れられたからこそ発展があったんです。

 

思いもよらぬ発想の全てが、悪ではないはずです。

 

 

 

 

森会長当人は、全くそんな事微塵も考えていないとは思いますが。