蟻の一穴は心に在り/ FX損益2/8結果+2,109円

8日午前11時頃、高知沖で日本の潜水艦と民間船が衝突事故を起こしたようです。
潜水艦は訓練中の海上自衛隊「そうりゅう」、民間船は香港船籍で鉄鉱石を運搬中の「オーシャンアルテミス」です。

 

報道によると、「そうりゅう」側が潜望鏡を界面に出す「潜望鏡震度」まで浮上しようとしたら、そこに民間船があったとか。
そのまま避けきれず接触したものの幸い損害は軽微で、民間船側は接触したこと自体に気づかなかったようです。

 

潜水艦と民間船の衝突事故といえば、おじさん的には20年前のえひめ丸事故が思い出されます。
というか、あれからもう20年も経つのですね。

 

愛媛県宇和島水産高校の漁業練習船えひめ丸が米海軍所属の原子力潜水艦グリーンビルと衝突し沈没した事故は2001年2月10日に起こりました。
20年前の明日にあたる日です。
えひめ丸側の乗員9名が死亡する大事故でした。
現在失言おじいさんとして再ブレイク中の森喜朗氏が首相だった時のことで、この一大事のさなかに悠々ゴルフに興じていた姿がテレビの画面を独占していたのを覚えています。
・・・色々な面で日本って変わりませんねぇ。

 

えひめ丸のときは進路に船がある事に気づいていながら忙殺されていた潜水艦側が回避措置をとらなかったと報告されていますが、今回はどうなのでしょう。
原因は現在調査中とのことですが、そもそも本当のことを発表するかわかりません。

 

ごく一部、貨物船のほうからぶつけにいったんじゃないかという実に独創的で想像力に富んだ意見もあるようですが・・・
そんな芸当は、貨物船側に海中の索敵機器を積んで潜水艦の正確な位置と方向を掴んでいないと不可能でしょう。
その上で、鈍重で小回りの効かない貨物船を急旋回でもさせて進路を塞がなければなりません。
そんな事ができる人材がいるんなら、操船の神様として自衛隊からスカウトがくるでしょう。

 

別に専門家でもないので詳しいスペックなどは分かりませんが、潜水艦の側に索敵機器自体が積んでないってことは無いと思います。
そもそもが海上の船を沈めにいく乗り物に、船を探知する機能がないなんてありえない話ですから。
なので、整備点検の不良か操作ミス・見落としあたりの単純なヒューマンエラーなのでしょう。
訓練航海中だったという一文からも、そういう匂いが読み取れはします。

 

でも、「今後きをつけようね」て済む話ではありません。
まかり間違えばまた民間人の死傷者を多数出しかねない事態だったのですから。

 

矛盾するようですが、正直どんなに突き詰めたところで個人のミスはあります。
それこそどんな業界だろうが。
だからこそ多人数の目による監視や、機械による自動緊急停止などでミスを減らし損害を軽減しなければなりません。

 

いつの世もどんな事も、油断とうっかりが蟻の一穴となるのです。