地獄の門は開かず

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今日も一日穏やかな日でした、さて寝よう・・・としていた昨夜23時過ぎ、大きなニュースが入りました。
福島県沖を震源とするM7.1,震度6強の自身が東北を襲ったのです。
これまでも体に感じない程度の微弱な地震は繰り返されていましたが、この大きさは10年前の大震災以来です。

 

たしか10年前は15時頃の事と記憶していますが、あの時は地震そのものよりも直後の津波のほうが重篤でした。
海沿いの町は流され原発がメルトダウンし、多くの死傷者と未だ帰れない広大な放射線汚染地域を生み出しました。
白い煙を吹き出し破裂するように爆散した福島原発のTV中継に、この世の終わりを感じた方も多かったでしょう。

 

前回に匹敵する震度6強の今回の地震は、真夜中に起こりました。
真夜中の自然災害は明るいうちと比べて避難や被害把握が難しく、総じて被害がおおきくなる傾向があります。
この記事を書いている時点では想像よりもはるかに少ない被害に留まり、死者もないようです。

 

これもひとえに10年前の事を教訓とし油断なく対策に努めてきた住民の皆さんの準備の賜物でしょう。
過去は取り戻せないとしても、その苦い経験を未来に活かすことはできるのです。
コロナ感染拡大の経緯を全く反省せず、国民の安全よりも五輪を優先して世界各地から変異株を呼び込もうというどこかの人達にも見習っていただきたいものです。

 

そう、今回の地震での特殊事情にコロナ禍があります。
この状況で地震に限らず台風や水害など大きな自然災害が起こった場合、医療や救助、避難等ができないのではないかという懸念がずっとありました。

今の所そういったものが滞っているという話は伝わっていません。
深夜から医療関係者や自衛隊の方々などが身を粉にして頑張ってくださったのでしょう。
自らも様々な危険に晒されつつも、住民の皆さんを守ってくださっているのです。
本当に感謝の念にたえません。

 

まだこの先大きな地震がこないとも限りません。
安心できる事態でもないとは思います。
ですが、全ての方々が最善を尽くし被害を止めようとされています。
過去の経験を無駄にせず、あらゆる事態を想定し、対策を練り、滞りなく実行できるよう日頃から訓練されています。
その結果として、あの日開いた地獄の門は今回辛うじて封印されたままで済みました。

 

あの日の悲惨な体験は、決して無駄ではなかったと思います。
そう、信じたいです。