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民法96条(詐欺または脅迫)
1.詐欺または脅迫による意思表示は、取り消すことができる。
2.相手方に対する意思表示について第三者が詐欺を行った場合においては、相手方がその事実を知り、又は知ることができたときに限り、その意思表示を取り消すことができる。
3.前二項の規定による詐欺による意思表示の取り消しは、善意でかつ過失がない第三者に対抗することができない。

 

先日掃除をしていると、民法のテキストが出てきました。

 

私は宅地建物取引士の資格を持っていますが、その資格試験において民法は重要なウエイトを占めています。
出題数が多いうえ応用範囲も広く、宅建業法の基礎となる用語や概念に溢れています。
いわば宅建士という家をガッチリ支える鉄筋入りの土台です。
家だけに!

 

・・・さて、そうは言っても法律の条文って堅苦しい文章でとっつきづらいですよね。
私も法律書を開いて条文を眺めると、今でも目眩がする思いです。
ですが民法は契約ごとの基本なので、おろそかにもできません。
資格試験でもココで点を落としていては合格は遠いとも教わりました。
別に弁護士になりたいわけではないので一言一句の解釈は必要とされませんが、大略は掴んでおく必要があります。

 

そこで、自分の脳内に定着させる為に噛み砕く必要が出てきます。
一般的に人は文章より画像、画像より映像のほうがわかりやすいものです。
なので文章は文章として置いておいて、これを素にコントなり漫画なり自分に理解しやすい話を作ります。
NHK日曜お昼の『生活笑百科』みたいな感じでしょうか。
別に丸メガネのダメ小学生とタヌキ型ロボットでも構いません。
流石に脳内妄想にまで著作権は及びません。

 

例えば冒頭の条文です。
1はとくに難しくはありませんので、2を咀嚼しましょう。

 

登場人物は3人、仮にゲイツ君、堀江くん、孫くんとしましょうか。
あくまで仮名であり実在の人物・団体とは一切の関係がありません。

 

孫くんは土地を探していて、堀江くんに物件探しを頼んでいました。
堀江くんはゲイツくんの土地に目をつけ手に入れましたが、この際嘘八百並べ立てて不当に安く買いたたきました。
詐欺られたと知ったゲイツくんは当然堀江くんを訴えます。
96条1項により堀江くんとの取引は無効となり、無事ゲイツくんは土地を取り戻せました。

 

ただし、訴えられる前に堀江くんが孫くんに対し土地を転売済みだった場合は話が変わってきます。
2項により孫くん(相手方)に堀江くん(第三者)が土地を売っぱらっていた場合、ゲイツくんは孫くんが堀江くんの詐欺について知らなかった・並の注意力では気づき得なかった場合もう取り返せなくなるのです。

 

堀江くんがどうなるかはまた別の話ですが、善意(道徳的にどうこうではなく「知らなかった」)の孫くんの取引は保護されるのです。

 

堀江くんが詐欺ではなく脅迫を行っていた場合とかだとまた話が変わってくるのですが、今ここであまり込み入ったことを言うのも混乱を誘うでしょう。
変化球を覚えるのは直球の後でいいと思います。

 

専門家というものは専門知識を自分が理解するだけでなく、それを普通の人に説明し納得させる事を要求されます。
その時に専門用語を並べ立てても聞いてる人にはピンときません。
ぶっちゃけ条文の一言一句など、資格試験さえ通過してしまえば後は六法全書を見ながら説明したって構わないわけです。
重要なのは専門知識を手元に手繰り寄せ相手に理解できるよう再構成する能力です。

 

説明する際になって「そこからか?そこから説明しなきゃならんか?」と思うことも多々あるでしょう。
ですが1を聞いて10わかる領域だったらそもそも専門家のいる意味なんてありません。
日々自戒を持って生きていきましょう。