泥縄ですらない!/ FX損益2/17結果-29,560円

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島根県の丸山達也知事は17日、県内での東京五輪・パラリンピックの聖火リレーを中止することを検討していると発表しました。
最初の聖火リレーが3月25日に福島で始まることから、一か月程度状況を見て、改めて判断したいとのことです。

 

現在島根県の感染状況は落ち着いている部類ですが、国からの自粛自粛の強要で事業者の経営状況は関東と変わらず大変厳しいものです。
にも関わらず国からの財政支援は十分と呼ぶには程遠いものです。
知事は「今のような支援の著しい格差を当然とする姿勢は許容できない」と訴えています。

 

やり玉に挙がっている関東圏ですら、月々の固定費にもならない額だと聞いています。
具体的な額は分かりませんが、それと比しても著しく低いって、小学生のお年玉よりも安いんじゃないでしょうか。

 

島根県は聖火リレーの開催にあたって、交通規制などで7200万もの予算を負担することになっています。

 

この状況下で、感染爆発の誘因になる密の状態をわざわざ作り出すイベントに、多額の出費を強いられるのです。
これによる感染者の治療に多くの予算と労力を持っていかれ、疲弊は更に深刻になるでしょう。
しかも東京オリンピック・パラリンピックの利益は全部東京にもっていかれ、自分たちにはなんの益もありません。

 

そりゃあ誰だってこんな理不尽でバカげた行為に加担したくはないでしょう。
いずれ追随する県が出てくることは明らかです。

 

そんな事態が見えるからこそ、政府も必死の対応です。
政府高官が「新型コロナウイルス対応の不備を聖火リレー開催条件に結び付けるのはおかしい」と言い出しているようです。
もう何が一番大事なのか、国民の生命の順位はどの程度なのかを隠そうともしない言い草です。
背広のポケットには四次元空間にでも繋がる大穴でも開いてるのでしょうか。

 

二階内閣の加藤官房長官は「組織委員会で感染防止策を含め検討が進められている。引き続き安心・安全な東京五輪の開催に向け準備を行っていきたい」と発言しました。
しかし現実的にはオリンピックと両立する感染防止策など立てようがないようです。

 

先日河野太郎ワクチン接種担当大臣が報道ステーションに出演されたのを見ました。
その中で現状ワクチンの確保量は、最優先すべき医療従事者の分ですら万全ではないと発言されたと記憶しております。

 

河野氏は良識派・慎重派なのでしょう、備蓄が十分にならないと次のステップには進めないと仰っておられました。
安全性と確実性が大事な仕事ですので、見込みと願望で進めていい話ではありません。
十分に信用に足るお方だと思います。

 

その河野氏が、次の段階の後期高齢者への接種は4月1日より早まることはないだろうと発言されていました。
高齢者、持病のある方々などはまだ予定を云々する段階ですらないようですが、雑な見込みでいっても東京五輪が始まる7月下旬になってもまだ持病持ちの方の接種が終わりすらしないようです。

 

一般の方々への接種がまだ始まりもしない段階で、各国の新型コロナ変異株を日本に結集させようというのです。
安心・安全が絵空事だなんて3歳児でもわかります。
はっきり言いましょう、無理です。

 

今政府は、収束の兆しすら見えない新型コロナを「解決したもの」として東京オリンピックに突き進んでいます。
泥棒を捕まえもしないうちから解決済みのハンコを押して万歳三唱を唱えているようなものです。

 

物事は相手があり状況があるのですから、情報収集を厳にし冷静に理論的に検討し、ミスや行き違いによるロスも考慮に入れた弾力性のあるプランを立てなければなりません。
自分たちの甘い見通しと薔薇色の妄想に基づいて天下国家を動かしていてはダメなのです。
そんなものが上手くいきはしない事なんて、戦中に嫌というほど経験したはずなのです。

 

私たちも常日頃つもりとハズだと精神論でいい加減な計画を立てがちですが、東京五輪の醜態を反面教師にしていきたいものです。