開拓を止めるな!/ FX損益2/18結果+1,902円

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本日19日の日本時間午前6時頃、米・NASAの火星探査車「パーシビアランス」が火星への着陸に成功しました。
昨年7月に打ち上げられ、約半年の旅を経ての今回の着陸です。
探査船は今後数年に渡り火星の生命の痕跡を探ります。

 

火星は現時点で生命がいた痕跡が見つけられる可能性のある唯一の星だとされています。
この星には数十億年前、豊富な水を持ち河川が流れていたことが発見されているのです。
水は生命誕生に欠くことのできない物質です。逆に言うと水があるなら生命が誕生する可能性があるのです。

 

今回探査車が着陸した地点はかつて広大な河川があったと推測されており、化石を保持する泥岩の層がある可能性があるとされています。
更に、地下深くには当時の水が氷の形で保存されているかもしれないそうです。

 

地球には地震を起こすことで有名な大陸プレートがあり、これがマグマの層に沈み込むせいで35億年より昔の生命活動の痕跡を見つけられないそうです。
しかし、火星にはこのプレート構造が存在しません。
ということは、地球では絶対に手に入らない40億年前の情報が入手できる可能性があるのです。
生命の起源を探るという意味においても、火星は宝の山になりうるのです。

 

しかしながら、成果への期待ばかりが取り沙汰されていますが、注目すべきは準備だと思います。

 

今回の計画が始まったと推定される2010年代は、冷え切った時代でした。
リーマンショックの爪痕もまだ生々しいうちから東日本大震災、福島第一、アラブの春、エボラなど。
先行きのみえない時代であり、夢のある研究なんてやってられない状況だったと思います。

 

しかも打ち上げ直前には新型コロナの世界的な大流行でこの世の終わりのような光景でした。
日本だったら、そんな場合かと即刻事業仕分けされているところです。

 

でも、米国は違いました。
国の威信に拘るという所もあったでしょうが、次代の覇権を握り続けるための先行投資をやめることはありませんでした。
むしろトランプ前大統領などは積極的に宇宙開発を推進してすらいます。
商売人としては、自分が大統領であるうちは評価されないであろう事に投資するのはどうなんだとも思いますが。
やはり彼もフロンティアスピリットに溢れた米国人なのでしょう。

 

今回の探査が成果を持ち帰り、その分析が完了するまで10年はかかると言われています。
宝を持ち帰るか空振りに終わるか、それは現時点では誰にもわかりません。

 

ですが、成算のある賭けに出て成功失敗いずれにせよ納得し誇りを持って受け入れられる人達は称賛されて然るべきだと思います。
人類の歴史と進歩は、そういった勝負に出た無数の人達の、挫折と歓喜の二重らせんの上に構築されているのです。