命あっての

ちょっと笑い事では済まされないニュースがありました。

内閣官房の新型コロナウイルス感染症対策推進室(コロナ室)の職員の残業時間が軽く過労死ラインを超えています。

残業時間が一ヶ月で100時間を越えればもうアウトのラインですが、コロナ室職員の1月の平均が124時間、中には391時間超過した人までいたのです。

 

一月30日労働というありえない仮定で計算したとしても平均1日4時間、最大13時間です。

正規の8時間+残業13時間って、21時間ですよ!

残り全部睡眠に充てたとしてもたったの3時間。

漫画家の方がまだタップリ寝ていますよ。

 

私も若い頃朝8時-夜10時(通勤時間除く。一時間休憩)という職場で働いていました。

1日13時間、残業時間で言えば5時間です。

それでも…いや、「それでも」という表現もおかしいのですが、ストレスで頭がガンガンし、毎日鼻血が吹き出し、動悸が止まらなかったものです。

寝ても仕事の事が夢にまで出てきてこれっぽっちも心休まる時はなく、度々ある急な呼び出しの電話に怯えていたものでした。

これが2年3年続いて常時微熱で咳が止まらなくなり、駅の階段を登るのでさえ苦行になる程体力が落ちました。

後に心臓病が判明して入院という事になりましたが、2週間遅れていたら間に合わなかったと言われたものです。

私はめでたく障害者手帳を拝領する身になりました。一生モノです。

 

残業5時間ですらこの末路ですよ。

コロナ室の皆さん全員がこうなっても、なんら不思議はありません。

ましてや13時間って、健在なのが不思議なレベルですよ。

今すぐ休養を兼ねて検査入院すべきです。

間違いなく、悪いところの2つや3つ出てくるはずです。

 

統括している大臣ってどなたですかね?

西村さんでいいのかな?

「周りから頼られる存在でもあることで、業務が集中しがちだった」なんて人ごとのように話してる場合じゃありませんよ。

特定個人への過度の負担集中を避け、部下の健康を守るのはトップの責務でしょう。

国民の生命や健康を守るべき立場の者が、部下を廃人に追いやってどうするんですか?

ワタミや電通のような社員の生き血を絞って肥え太るところと変わらないじゃないですか。

 

皆様の中にもブラックに乗っかってしまった方もいらっしゃるでしょう。

外ヅラの良さにうっかり騙されてレールに乗った以上、途中下車できなくなる事情はわかります。

でも、そのまま流されていたら私のような目にあってポイ捨てされる終わりしかありません。

国ですらこの有様です。

体を壊して一旦ドロップアウトした者に、雇用側はどこもとことん厳しいものです。

 

命あっての、健康あってのものだねですよ。

皆さんもよく考えてください。