UNDER CONTROL?/4/9FX損益+2,415円

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新型コロナまみれの世相であまり顧みられなくなりましたが、かなり切羽詰まった事態になっていることがあります。
東京電力福島第一原発で無尽蔵に生産されている、放射性物質トリチウムを含んだ処理水が近々貯蔵量の限界を迎えます。
政府はこれを東北の海にばらまく方向で最終調整に入っています。
菅首相は「東日本大震災からの復興に、処理水の処分は避けて通れない。専門家の提言を踏まえ海洋放出の政府方針を決定する」としています。

 

現在、福島第一原発の敷地内には処理水を一時保管するためのタンクが所狭しと立ち並んでいますが、それでも2022年秋には満杯の時を迎えます。
海洋放出を実行に移すには法整備や下工事で2年ほどかかるとされています。
既にタイムリミットは超過している状態なのです。
政府は昨年10月にも海洋放出を決定する構えでしたが、地元の頑強な反対にあい先送りにした経緯があります。

 

首相と面会した全国漁業協同組合連合会の岸会長は、「海洋放出への敗退はいささかも変わらない」とした上で、処理水の安全性担保や風評被害への対応などを求めました。
政府も「しっかり検討していきたい。今後も丁寧な説明・説得を続けていく」という、やる気のないいつもの紋切り型の発言をしています。

 

果たして風評被害の回避はできるでしょうか?
ざっとネットの反応を見回したところ、どう見ても不可能に限りなく近いレベルで困難としか言いようがありません。
完全に処理水がババ抜きのババ扱いです。
誰も処理水が安心安全だなんてこれっぽっちも思っていません。

 

そもそも専門家というものが全く信用されていないフシがあります。
それはそうです。
顔もみたことのない、生の発言なんて聞いたことのない、何処の誰だかわからない人の意見を素直に聞く人なんてそうはいないでしょう。
本当に存在するのかすら分かりませんし、討議の様子が分からないので意見がどのように政府に歪められているのか否かも分かりません。
信用する要素がまったく見当たりません。

 

例えば新型コロナ分科会の尾身会長です。
会長自体はちゃんと顔を晒し科学者としての良心にそこそこ沿った発言をしているとは思います。
それでも政府に対し忖度まみれですし、その忖度まみれの発言すらいいように歪められ利用されています。
ましてや顔を出して発言したこともない、原子力村の御用学者の意見とやらがどこまで信用に足るかは言うまでもないでしょう。

 

原発に流れ込む地下水の制御もできてない、処理水の始末も決まってない、原子炉解体も遅々として進まない。
私のような素人には一体どこらへんがアンダーコントロールなのかさっぱり分かりません。
この上風評という、人の恐怖と猜疑心が生みだす得体のしれないモンスターを制御するなんてできるのでしょうか。

 

一つ、少なくとも表立った風評を黙らせる方法はあるにはあります。
処理水を国会に散水する、東京湾に垂れ流す、東電の飲料水に混入させる

責任者自ら体をはって安全性を示せれば国民も表向き納得せざるをえなくなると思うのですが、どうでしょう?