有事にどう対応するか/5/4FX損益+8,963円

例年この時期は博多どんたくで盛り上がる福岡県。
今年は例によって新型コロナのために、公式行事はすべて中止となりました。
新規感染者が毎日300人以上出ており、そのうち6割近くは経路不明です。
どこで感染るかわからない、もう犬も歩けばコロナに当たりそうな惨状です。

 

県は蔓延防止等重点措置適用を国に申請するとともに6日から同等の措置を単独で採ると発表。
飲食店や遊興施設に時短要請を行います。
まぁ、時短をしたからといって状況が好転するとは言い難いものがあります。
他球団の選手間でクラスターが発生しているのもあり、プロ野球すらもどうなるか分からなくなってきている状況です。
全国的に、もう気をつけたからといってどうなるものでもないレベルまで来ているように感じます。

 

3日4日の2日間に渡って行われた新日本プロレス「レスリングどんたく2021」でも、ちょっとした問題がありました。
大会に出場してタイトルマッチを行う予定だった選手が、熱を出してしまったようです。
普段ならべつに熱を出したという程度で大騒ぎする程でもないのでしょうが、なにせこのご時世です。
当人は勿論、その選手と濃厚接触があったとみられる選手も全員欠場、PCR検査受診となり試合に大穴が開いてしまいました。

 

その事が分かったのが、どうやら前日深夜か当日早朝かといった本当に直前の事のようです。
せっかくのタイトル戦が不可抗力で流れてしまった選手も可哀そうですが、会社としても頭を抱える事態です。
今から中止しようにも、お客様は既に遠方からも現地入りして開催を楽しみにしています。
もう告知している時間はありません。

 

会社側がとった対応は、まず正直に発熱者が出たと説明しお客様のご理解を得る。
そしてそれをご理解頂いた上で、返金を求める方には応じ大会は続行。
観戦して頂くお客様にはガッカリさせない、選手一丸となっていつも以上に力の入った試合を提供。

 

是非は所詮結果論でしか語られないのでしょうから触れません。
しかし、緊急事態への対応としては良かったと思います。
しっかり説明し、納得させ、できる限りの対応をする。
十分ではないのかもしれませんが、少なくとも信用を失うような事はないと思います。

 

コロナに限らず、緊急事態というものは突然やってきます。
そのときに求められるのは、ごまかしや言い訳ではなく誠実さだと思うのです。
信用は誠実さによってのみ積み重ねられるし、信用があれば一時は苦境に立っても再起の目が出ます。

 

ワクチンが入荷する確証もないのに自治体に架空の接種計画だけを作らせたり、事情があって現場から離れている医療従事者をサボリ呼ばわりしたりしている輩がいます。
そういう連中は、自分の言行がどれだけ国民の信用を失わせているのか理解しようともしません。
あるいは権力で脅せば信用など必要ないくらいの考えでしょうか。
でも普通の大人なら誰でも知っています、信用は得難くして一瞬で失うものだと。
そして信用を失ったが最後もう何を言おうと何をしようと相手にされないと。

 

手本と、反面教師と。
我々も日々自戒しましょう。